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大筒木一族とは何者なのか?
大筒木一族は、もともとは、ボルトたちの世界とは異なる世界(宇宙?)に住む一族のようです。
目を付けた惑星を神樹の苗床とし、その惑星に住む人々のチャクラで丹を錬成し刈り取っている種族みたいですね。
大筒木一族の概要
古の時代に大筒木カグヤが、神樹の木を追ってこの世界に降り立ったことから、この世界と大筒木一族の関わりが始まります。
大筒木一族に連なる者たちの詳細は、個別に書きますが…。
大筒木一族のキャラクターを大きく分類すると、大筒木カグヤの系統に連なる者たちと、カグヤとは別にこの世界に降り立った者たちに分けられます。
大筒木カグヤの系統に連なる者たち
- 大筒木カグヤ:古の時代に神樹の木を追ってこの地に降り立つ、一度はハゴロモとハムラによって月に封印されたが、復活して、第四次忍界大戦の最終ボスとしてナルト達と戦う。
- 大筒木ハゴロモ:カグヤの長男で、別名六道仙人と呼ばれている。
カグヤを月に封印した後もこの地に留まり、忍宗の祖となる。
- 大筒木ハムラ:カグヤの次男で、カグヤを月に封印したのち、カグヤの封印と外道魔像を監視するため月に移住する。
日向一族は、ハムラの系譜に連なる者と言われている。
- 大筒木インドラ:ハゴロモの長男で、うちは一族の祖と言われている。
忍宗の後継人事を不服とし、アシュラと忍宗を亡ぼすと誓う。
- 大筒木アシュラ:ハゴロモの次男で、柱間一族の祖と言われている。
忍宗の後継者としてハゴロモの後を引き継ぎ教えを各地に広める。
- 大筒木トネリ:ハムラの末裔、ハムラの意思を継ぎ、月で傀儡人形と暮らし、カグヤの封印と外道魔像を監視している。
ボルトの淨眼を開眼させ、夢の中で助言を与える。
大筒木ウラシキの手にかかり、1万年の時間凍結をされる。
その他の大筒木一族の系譜に連なる者たち
大筒木一族は、異界の星の住人のようです。
目星をつけた惑星を神樹の苗床とし、その星に住む人々のチャクラを錬成した丹を収穫して星々を巡っていると思われます。
- 大筒木モモシキ:神樹の木を植えなおすためこの世界にやってきます。
ナルト、サスケ、ボルトの連携作戦に敗れますが、残留思念のような形で、ボルトに不吉な予言をして消えます。
- 大筒木キンシキ:モモシキの親役兼従者の大男です。
五影相手に優位に戦闘を進めますが、ナルト・サスケコンビと戦うモモシキを救うため自らを犠牲にします。
- 大筒木ウラシキ:アニメBORUTO、中忍試験編に登場するオリジナルキャラクター。
月に現れ、戦いを挑んだトネリを時間凍結で封印します。
- 大筒木イッシキ:アニメ(マンガ)BORUTOに登場するキャラクター。
ジゲンの体を乗っ取り殻として活動する傍ら、カワキの体を器にするため楔を記す。
大筒木カグヤ 声優:小山菜美
古の時代に他の世界(宇宙?)からやってきた人物で、第四次忍界大戦でナルト達が戦った最終ボスです。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
父:不詳
母:不詳
誕生日:8月15日
大筒木カグヤのプロフィール
大筒木カグヤは、忍界の祖である大筒木ハゴロモ(六道仙人)と大筒木ハムラの母です。
三大瞳術を究め、両目の白眼の外、第三の目として輪廻転生眼をも有しています。
カグヤは、古の時代に神樹を追いかけて異世界からこの世界にやってきました。
この世界に降り立ったカグヤは、ソの国の国主テンジと結ばれ、二人の子ハゴロモとハムラを身ごもります。
この頃のカグヤは、幸せな日々を送る女神そのものだったようです。
しかし、幸せな時間はいつまでも続きませんでした。
あるとき、ソの国が戦乱に巻き込まれてしまいます。
敵軍がカグヤたちの住居にまで攻め込んできたとき、子を身籠るカグヤは、我が身と国を守るために瞳術を使い敵を蹴散らします。
しかし、このとき瞳術を使ったことが、彼女の人生を狂わせてしまいます。
カグヤが常人にない力を持つと知ったテンジと国の人々は、彼女を恐れ、異質な存在として排除することを考えるようになります。
こうして、あるとき、カグヤが愛したテンジを含むソの国の人々は、彼女を殺すため兵を仕向けます。
兵に襲われたカグヤは、神樹まで逃げ、その実を食べ輪廻写輪眼を開眼します。
こうして輪廻写輪眼を得たカグヤは、無限月読を発動し、神・樹界降誕で人々の大半を神樹のツタに捉えチャクラを吸い取り白ゼツ化します。
白ゼツは、いずれ大筒木一族所縁のものが自分を迎えに来た時に、その者たちと対抗するための戦力としてカグヤが温存しようとしたもののようです。
他方、神樹のツタに捉えず残した一部の人間は、子孫を残すための種として、記憶を書き換え、恐怖政治によって統治します。
こうして、カグヤは、白ゼツ軍団を準備しながら国を統治するようになりました。
しかし、やがて成長した息子たちは、カグヤの統治スタイルの真実を知り、母のやり方に否定的な意見を持つようになります。
そこで、カグヤは、二人の息子たちを争わせ殺し合わせる道を選択します。
しかし、その作戦の結果は裏目に出て、ハゴロモは万華鏡写輪眼と輪廻眼を、ハムラは、仙力を会得することに繋がりました。
カグヤは、息子たちと激しい戦いを繰り広げますが、万華鏡写輪眼、輪廻眼、仙力(後の仙術)を得た息子たちに敗れ、月に封印されます。
しかし、カグヤは、月に封印される直前に黒ゼツを地上に生み落としていました。
大筒木カグヤと第四次忍界対戦の概要
一度は封印されたカグヤですが、黒ゼツの暗躍によって、ふたたび封印を解き、再起するチャンスを伺い続けてきました。
それから1,000年後…。
黒ゼツの暗躍が功を奏し、紆余曲折はあったものの最終的にはマダラの手によってカグヤの封印が解かれます。
こうして、封印を解かれたカグヤが、尾獣チャクラを集めて十尾を復活させ、無限月読と神・樹界降誕で人々を再び神樹のツタに捉えようとしたのが第四次忍界大戦です。
この大戦では、カグヤが用意していた10万体の白ゼツも忍び連合軍と戦いを繰り広げました。
戦争終盤では、無限月読(と神・樹界降誕)も発動され、第七班のメンバーとオビト以外の全ての人々が、神樹のツタに捉われてしまう局面もありました。
幸いにも、ハゴロモから六道仙術を授かったナルトとサスケ、これにサクラとカカシを加えた第七班の活躍で、カグヤと黒ゼツは月に封印されます。
そして、尾獣全てのチャクラを持つナルトと輪廻眼を持つサスケが印を結ぶことで無限月読が解術され、忍界の人々は神樹のツタから無事解放され、ボルトたちの時代へと続いていきます。
『白ゼツと黒ゼツ』の詳細・ネタバレ記事は下記リンクをご覧ください。
大筒木ハゴロモ(六道仙人) 声優:立川三貴
大筒木カグヤの長男で、忍界の始祖と言われています。
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
父:テンジ(ソの国の王)
母:大筒木カグヤ
誕生日:8月6日
大筒木ハゴロモのプロフィール
大筒木カグヤの長男として生まれました。
母カグヤの恐怖統治のあり方に疑念を持つようになり、弟ハムラと協力して母カグヤを月に封印します。
その後、カグヤの支配によって荒廃した世界を創りなおす旅に出て、旅の道すがら人々に忍宗を解き、自らは忍宗の教祖となり、後に忍界の祖と言われるようになります。
カグヤ封印に成功したのち、自身が人柱力となった十尾を九体の尾獣に分けて解放し、それぞれに住処を与えました。
ハゴロモは、母カグヤの力を強く受け継ぎ、仙力をも身に着けており、印を結ばずに術を使うことができ、輪廻眼、写輪眼、万華鏡写輪眼の最初の開眼者でもあります。
死期を悟ったハゴロモは、二人の息子(兄インドラ・弟アシュラ)のうち弟のアシュラを自分の後継者に指名します。
しかし、この人事が原因でインドラとアシュラのあいだに確執が生まれ後世まで後を引くことになります。
大筒木インドラ 声優:近藤隆
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
父:大筒木ハゴロモ
母:不詳
誕生日:1月4日
大筒木インドラのプロフィール
大筒木インドラは、大筒木ハゴロモの長男として生まれました。
幼少期は優しい性格で、弟想いの兄であったが、写輪眼を覚醒したころから、力に傾倒するようになっていきます。
ハゴロモ(六道仙人)のチャクラと精神エネルギーを遺伝的に受け継ぎ、幼いころから優秀で、何でも一人でこなすことができました。
転生の才能に恵まれたインドラは、自分を特別な存在と考えるようになり…
優秀な自分が忍宗を承継して、自分自身の力で、世の全てを可能にすべきと悟ります。
しかし、ハゴロモが弟を忍宗の後継に指名したことを不服に思い、チャクラを戦闘に用いる忍術を編み出し、アシュラとのし烈な戦いが始まります。
インドラは、うちは一族の祖となりますが、兄弟の確執は、インドラの没後も消滅することなく続きます。
そのチャクラは消えることなく転生を続け、うちはマダラを経て、うちはサスケへと続きます。
大筒木アシュラ 声優:杉山大
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
父:大筒木ハゴロモ
母:不詳
誕生日:6月8日
大筒木アシュラのプロフィール
大筒木アシュラは、ハゴロモの次男として生まれました。
兄インドラとは対照的に不器用でしたが、人を疑わない素直な心の持ち主でした。
幼い頃は、何をやっても上手くいかない子でしたが、自分を支えてくれた仲間たちのおかげで己の力を開花させることに成功していきます。
アシュラは、自分が強くなれたのは、仲間の協力や助力のおかげと考え、「愛」が全てを可能にすると悟ります。
ハゴロモは、かつて母カグヤが専制統治の失敗を鑑み、アシュラの悟りを是と考え、忍宗の後継者としてアシュラを指名します。
アシュラは、その後カンナと結婚し、千住一族の祖となります。
アシュラの没後もチャクラは転生を繰り返し、千手柱間(初代火影)を経て、うずまきナルトへと続きます。
アシュラとインドラ兄弟の確執は、約1,000年の時を経て、各々の転生者となった、ナルトとサスケの代になるまで続きました。
大筒木トネリ 声優:福山潤
大筒木ハゴロモの弟大筒木ハムラの末裔で、ハムラの遺志を継ぎ傀儡部隊と共に月で外道魔像を監視しています。
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
父:不詳
母:不詳
誕生日:不詳
大筒木トネリのプロフィール
大筒木トネリは、大筒木ハムラの末裔として月で外道魔像の監視を続けています。
かつて、ハムラの意思を曲解したトネリは、ヒナタの妹ハナビの白眼を奪い、日向一族の血を濃く引くヒナタを妻とし、忍界を亡ぼそうと企てたことがあります。
この事件は、ナルトとのし烈な戦闘を経て、トネリが真実を理解し矛を収めることで解決します。
トネリは、自分の行いを恥じ、再び月に戻りハムラの遺志を継ぎ忍界を見守ると約束します。
トネリは、大筒木一族の末裔が、忍界に襲来する日が近づいていることを察知しているようです。
いずれ、大筒木一族との決戦に臨む運命のボルトに、『淨眼』を目覚めさせ、夢の中でボルトに助言を与えたことがあります。
その後、月に現れた大筒木ウラシキに戦いを挑みますが、ウラシキの赤いチャクラの釣竿?で動きを封じられ、時間凍結により1万年間封印されてしまいます。
大筒木モモシキ 声優:浪川大輔
大筒木一族の系譜に連なる縁者。
第四次忍界大戦で各地に散った尾獣のチャクラを回収して神樹を植えなおしにくる。
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
父:不詳
母:不詳
誕生日:不詳
大筒木モモシキのプロフィール
大筒木一族の系譜に連なる出身で、両目に白眼、両掌には輪廻眼を開眼しています。
モモシキの得意技は、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と呼ばれています。
右の輪廻眼で、チャクラを活用した敵の攻撃を吸収し、左の輪廻眼からそのエネルギーを増幅して反撃することができます。
第四次忍界大戦で各地に散った尾獣チャクラを回収、神樹を植えなおし、そのチャクラの実から『仙丹』を得て不老不死・怪力乱神となることを画策します。
キラー・ビーから八尾・牛鬼のチャクラを奪たのち、九尾・九喇嘛のチャクラを狙い中忍試験中の木ノ葉の里を襲撃し、一度は、ナルトを捕獲し異空間で拘束することに成功します。
しかし、異空間まで追ってきたサスケ、五影等にナルトを奪還されます。
激闘の末、サスケの援護を得たボルトに、ナルトのチャクラを充填して大玉化した螺旋丸を撃ち込まれ撃破されます。
ボルトに倒されたキンシキは、残留思念のような形態でボルトの前に現れ、「その青き瞳は、いずれ貴様からすべてを奪い去る」と言い残して消滅しました。
この時、ボルトを自分の転生の器とするために彼の掌に楔(カーマ)を記します。
大筒木キンシキ 声優:安元洋貴
大筒木一族の系譜に連なる縁者で、モモシキの親役兼従者。
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
父:不詳
母:不詳
誕生日:不詳
大筒木キンシキのプロフィール
大筒木の系譜に繋がる者で、モモシキの親役兼従者として常に行動を共にしています。
両目に白眼を開眼し、背中から放出した赤いチャクラを様々な武器に変化させて戦闘します。
異空間にナルトを助けに来た五影と善戦し、五影相手に優位に戦闘を進めますが、黒ツチと長十郎に動きを封じられます。
ナルトとサスケを相手に戦うモモシキが不利になったのを見て、自身の肉体とチャクラを犠牲にチャクラの実としてモモシキに与えて死亡します。
大筒木ウラシキ 声優:中井和哉
大筒木一族の系譜に連なる縁者で、アニメBORUTO中忍試験編に登場する。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
父:不詳
母:不詳
誕生日:不詳
大筒木ウラシキのプロフィール
異世界の大筒木一族の系譜に繋がる者で、両目に白眼を開眼し、先端が細くなった赤いチャクラの釣竿?を使います。
ウラシキは、チャクラの釣り竿で敵のチャクラを奪い取り、腰に下げた魚籠から奪った術を取り出し使うことができるようです。
ウラシキは、月(封印石)に住む大筒木トネリの元に現れ、トネリの動きをチャクラの釣竿で封じ、玉手箱で時間凍結してしまいます。
大筒木モモシキとキンシキによる木ノ葉隠れの里襲撃時には、九喇嘛の膨大なチャクラの在りかを案内して、モモシキたちを中忍試験会場へいざないます。
その後、暫らくは行方が分からない状況が続きますが、一尾の捕獲目的で風の国に現れ、サスケ、我愛羅たちとの戦いになります。
この時の戦いでは、トネリの自動傀儡を自らの配下の兵として使っています。
なお、大筒木ウラシキは、アニメNARUTO、アニメBORUTOシリーズの原作者、岸本先生デザインの新・キャラクターであることが明かされています。
『大筒木ウラシキ』の詳細・ネタバレ記事は下記リンクをご覧ください。
大筒木イッシキ 声優:?
大筒木一族の系譜に連なる縁者でアニメBORUTOに登場、ジゲンの体を乗っ取って殻を組織して暗躍します。
引用元:マンガ「BORUTO」
父:不詳
母:不詳
誕生日:不詳
大筒木イッシキのプロフィール
大筒木イッシキは、大筒木一族の系譜に連なる者として、大筒木カグヤと共に忍界に降り立ちますが、カグヤの不意打ちを喰らい瀕死の重傷を負います。
瀕死のイッシキは、秘術・少名毘古那(スクナヒコナ)で自分の体を最小化して、たまたま通りかかった修行僧(ジゲン)の体内に寄生することで生き永らえます。
ということは、イッシキが忍界に降り立ったのは、今より1,000年以上も前ということになりますね。
修行僧・ジゲンの体に寄生したイッシキは、彼の体を徐々に乗っ取りながら、転生の器としてジゲンに楔を刻みます。
しかし、ジゲンの体のスペックではイッシキの膨大なチャクラを吸収しきれないことが判明し、新たな転生の器として十分な素質を持つカワキに目をつけ楔を刻みます。
まとめ
- 大筒木カグヤは、異界の大筒木一族の一員として1,000年ほど前に忍界に降り立った。
- 大筒木一族には、大筒木カグヤの子孫と異界の大筒木一族の二つの系譜がある。
- 大筒木一族は、目を付けた惑星を神樹の苗床とし、チャクラを錬成して得た丹を集めている。
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