アニメBORUTO、第39話『満ちた月が照らす道』というタイトルで放映されましたね。
早速、第39話のあらすじとネタバレ、視聴者の感想を記事にしてみました。
Contents
アニメBORUTO第39話『満ちた月が照らす道』のあらすじ~ネタバレ有?
アニメBORUTO公式HPの第39話『満ちた月が照らす道』予告は…?
アニメBORUTO公式HPの第39話予告はこんな感じですよね。
もとは他里である音隠れ出身だが、ボルトたちと出会い、自分自身の意志で木ノ葉隠れの忍者となることを決めたミツキ。
そのミツキはかつてすべての記憶を奪われ、自分が何者なのか、何をしたいのかもわからないまま、見知らぬ研究所で目覚めたことがあった――。
ミツキがたびたび口にする“親”とともにある人物を追い詰めた過去。
その中でミツキ自身が選んだこと。
謎に包まれたミツキをめぐるさまざまな思いが明らかになる。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
アニメBORUTO第39話『満ちた月が照らす道』のあらすじ~ネタバレ!
第39話では、ミツキの出生の秘密と能力、そして、何故ボルトに強い関心を持っているのか?
ボルトの親友でもあり、第七班の朋友でもあるミツキの秘密が明らかになりましたね。
それでは早速、アニメBORUTO第39話『満ちた月が照らす道』のストーリーを追ってみましょう。
サラダ:遅い!何やってるの、あいつ!!
ミツキ:ははは…
キミは、ボルトにはいつも厳しいね(苦笑
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
待ち合わせの時刻になっても現れないボルトに腹を立てるサラダ。
火影になりたいという明確な目標をもっているサラダは、
時間にルーズなボルトが許せないようですね。
そういえば、ミツキって…、
サラダは、ふと湧いた疑問をミツキにぶつけます。
サラダ:そういえば、あんたはどうなの?
ミツキ:ん、ボク?
サラダ:例えば、こんな任務やりたいとか、あるの?
そういうの、聞いたことないからさぁ~。
ミツキ:そうだなぁ…
ボクは、ボルトのやりたい任務でいいよ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキの返事に主体性の無さを感じたサラダは、尚も突っ込みます。
サラダ:はぁ、どうこう言うつもりはないけどさぁ~
アンタには、自分の意思っていうものがないの?
ミツキ:これは、ボクが自分で決めたことだよ。
サラダ:はぁ?
ミツキ:そう…
これは、僕が自分で決めたんだ…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
遠く、過去の記憶を手繰るように答えるミツキ…
ボルトが遣りたいことに付き合うのが自分の決めたこと?
ミツキの言葉の真意を掴みかねキョトンとするサラダ…
第39話『満ちた月が照らす道』~大蛇丸の研究所から始まるミツキの物語り…。
ミツキ:う、あぁ…?
大蛇丸:目が覚めた?
ミツキ:うっ…。
大蛇丸:さっき、私の調合した薬を飲んだからもう大丈夫よ。
さぁ、もう一杯飲んで。楽になるわ。
さぁ…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
診察台の上で目覚めたミツキは、大蛇丸に薬を飲むよう促されます。
傍らでは、複雑な表情で鬼灯水月が見守っています。
ミツキ:ゴクッ、ゴクッ…ぶはっ!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキは、薬を飲みますが、咽返した拍子に盃を落としてしまいます。
大蛇丸:ちゃんと目が覚めたら、私の部屋に連れてきてちょうだい。
後は任せるわ。
水月:了解。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸は、落ちた拍子に欠けた杯を拾い上げ、水月に指示を出し部屋を立ち去ります。
大蛇丸が出て行った扉をじっと見つめ続けるミツキ…。
水月:おい?おーい!!
ミツキ:はっ。
水月:大丈夫かい?
ミツキ:ボクは…
誰だ?
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
どうやら、ミツキは完全に記憶を喪失しているようですね。
大蛇丸の居室~これで六度目…
その頃、大蛇丸は、欠けた杯を手に謎の男と会話をしていました。
大蛇丸:これで六度目ね。
謎の男:…
大蛇丸:次こそは上手くいくといいけどねぇ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸の部屋へ向かうミツキと鬼灯水月
水月に案内されて、大蛇丸の部屋へと向かうミツキ。
ミツキは、水月に自分がベッドに寝ていた理由を尋ねます。
ミツキ:ボクは、どうしてベッドに?
水月:都合の悪いことは、忘れるに限るよ。
ミツキ:え?
水月:キミは、大蛇丸様とのツーマンセルの極秘任務に失敗した。
で、大蛇丸様が、負傷した君を抱え、このアジトに…
水月:覚えてない?
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
水月は、ミツキが別途にいた理由を説明します。
…と、突然、ミツキに襲いかかる水月!
咄嗟に攻撃をかわし、水月の腕を捕獲し、クナイを奪って反撃するミツキ!
ミツキ:はっ!
水月:ぐっ!
水月:いいね!
ミツキ:はっ!
ミツキ:す、すいません。
つい…
水月:体が覚えているみたいだね。
自分が忍者だってこと…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
水月に殺気がないと気付いたミツキは、自分の腕をでクナイを刺し止めます。
水月は、ミツキの傷を治癒し、水化の術でいとも簡単にミツキの腕から逃れます。
ミツキ:えっ!
水月:キミはある男に捕まり、街で記憶を消されたんだよ。
水月:あ~、ごめん、ごめん。
ちょっと確かめたくってね。
忍の才能まで消されていたら、大蛇丸様ががっかりすると思ってさ!
ミツキ:オロチ…マル
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸の部屋~ミツキの素性~大蛇丸、あなたは僕の父親、母親、どっちなの?
大蛇丸:そう、私が大蛇丸…そしてあなたの親。
ミツキ:ボクの親?
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸は、自分はミツキの親、そして、これからミツキの記憶を取り戻しに行くと言います。
記憶を取り戻しに行くというのがピンとこないミツキは、大蛇丸に方法を尋ねます。
ミツキ:どうやって?
大蛇丸:この男は、他人の記憶を奪う能力を持つ忍…
奪った記憶は、己のものとしてストックする。
別の記憶を植え付け、人を操ることも…
もちろん、奪った記憶をそのまま植え直すこともできる。
ミツキ、あなたはこの男に記憶を奪われたのよ。
元に戻すには、この男を捕らえ、元の記憶を植え直すしかない。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸の話しを水月が引き継ぎ補足します。
水月:ボクたちは、この男をログと呼び、この能力を経引きの術と呼んでいる。
大蛇丸:もう一度、二人でこの男のところに行くのよ。
ミツキ:ちょっと待って!
なら、その前回の任務で、僕とあなたがこの男と接触したのは何のため?
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキの疑問に大蛇丸は、
この男を生け捕りにして、この男が集めてきた情報を奪うためだと答えます。
更に水月が現状を補足…
水月:それが、逆に大切なこちらの情報を奪われちゃったわけ!
ミツキ:大蛇丸って言いましたよね?
任務で僕と一緒だったなら…
あなたこそ、記憶を改ざんされているかもしれないじゃないか?!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキは、どこか胡散臭さを感じているのかな?
尚も、大蛇丸に鋭い突っ込みを入れます。
そして、後々までアニメNARUTOファンの語り草になるあの一言がさく裂(笑
ミツキ:そもそもあなたは、僕の父親、母親、どっちなんですか?
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
最初は、大蛇丸たちの説明から冷静に状況を推測して疑問をぶつけていたミツキ。
でも、そもそもで始まる質問の内容が、あなたは父親・母親?っ-て…
まぁ、大蛇丸は間違いなく男ですが、オネェ言葉で話しますからねぇ~(笑
さて大蛇丸は、ミツキの質問に冷静に答えます。
大蛇丸:ふっ、そんなのどっちでも良いことなの。
前のあなたなら、ワタシが伝説の三忍と知っている。
ワタシが、その程度の忍じゃないことも。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ちなみに、上の画像の三忍と三体の口寄せ獣の組み合わせは、左から…
- 後に五代目火影になった綱手と湿骨林のカツユ
- 大蛇丸と龍地洞のマンダ
- 自来也と妙木山の蝦蟇ブン太
三忍については、記事の後半で補足しているので、ご存じない方ご参考にしてくださいね。
さて、話を第39話に戻しましょう。
ミツキの疑念は、まだスッキリしないようですね。
ミツキ:なぜ、こんなに弱い僕なんかを連れてそんな任務に…?
大蛇丸:あなたは自分自身をナメているようね?
さっき言ったはずよ。特別だって!
あなたは、このワタシの子供なのよ。
今は忘れてしまっているだけ…
ワタシは、あなたが愛おしい。
これは私たち親子のためでもあるのよ。
ミツキ:でも…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキは人造人間だけれども…。
あなたが愛おしい、このセリフには、
ある意味、大蛇丸の本音が含まれているのでしょうね。
それでも、尚も煮え切らないミツキを大蛇丸の眼力が捕らえます。
大蛇丸:子供のあなたは、私の言うことだけ聞いてればいいの!
ミツキ:ボクはただ…
自分が何者か知りたいだけなんだ。
大蛇丸:それも私についてくれば、解決することよ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキは、まるで蛇に睨まれたカエルのように強張りますが、
やっとの思いで、自分が何者か知りたいだけなんだと言葉を絞り出します。
ログのアジトへ潜入する大蛇丸とミツキ
ログのアジトの入り口に張り巡らされた結界の前に立つ大蛇丸とミツキ。
大蛇丸:ここから先は、ヤツの結界があるの。
ミツキ:どうするんです?
大蛇丸:あなたがこの結界を破るのよ。
だからこそ、前にもあなたを連れていったのよ。
この結界はあなたにしか破れない。
ミツキ:えっ?ボクに、そんな力は…
大蛇丸:忘れてしまっているだけ、あなたには特別な力がある。
やり方は教えるわ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸は、この結界はミツキしか破ることができないものだと言います。
そして大蛇丸の指示に従って、
ミツキが右手をかざし結界に触れると、ログの結界が崩れていきます。
ミツキ:あ…
大蛇丸:それがあなたの力。さぁ、行くわよ!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
たった今、ログの結界を破った自分の右手を見つめるミツキ…
大蛇丸は、ミツキを促し、ログのアジトへと進行します。
しかし、アジトの入り口にはログが待ち構えていました。
大蛇丸:やっぱり気づかれていたみたいねぇ~。
ログ:そちら側からわざわざ来なくても、こちらからいずれ出向くつもりだった。
あれを開けるカギをもらいにな。
ログ:金縛りの術…。
大蛇丸:今度こそ、あれは返してもらう。
この子の記憶も一緒にね!
ログ:ほぉ~、もう金縛りの術は効かぬようだな!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ログの金縛りの術に掛ったのはミツキだけ…
大蛇丸対ログ
大蛇丸とログは、抜刀し激しい戦闘を繰り広げます。
ミツキ:速い!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
抜刀した大蛇丸とログは、火花を散らしながら激しい戦闘を始めます。
ログの金縛りの術で身動き取れないミツキは、二人の戦闘の速さに驚愕しながら見守ります。
体術と剣術を入交激しぶつかり合う大蛇丸とログ…。
大蛇丸は、何度目かの鍔迫り合いになったタイミングでログに大蛇を絡ませます。
大蛇丸:あっ!良いスーツね。牙が通らないなんて…。
改良した?
ログ:毒牙さえ防げば怖くない。
ミツキ:…
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
どうやら、ログは以前より鎧を強化して大蛇丸の放つ毒牙を防御したようです。
ミツキは、金縛りの術で身動きもできぬまま、二人の戦闘を息をのんで凝視します。
大蛇丸の毒牙を防御したログは、大蛇を肩に噛み付かせたまま印を結びます。
ログ:忍法・鎧喰い!
ログ:前は、簡単に逃がしてしまったからな。
今回は(そうは)させん!
大蛇丸:…!
大蛇丸:ミツキ…、あなた…には…仙人の…力が…、あとは…。
ミツキ:…
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸は、ログの鎧から出てきた黒い物体に完全に呑み込まれてしまいます。
飲み込まれる寸前の大蛇丸は、
仙人化したミツキに後を託すと言いたかったのでしょうか?
ミツキ対ログ
大蛇丸を倒したログは、ミツキの方へ向かってきます。
しかし、ログの金縛りに掛ったまま身動きが取れないミツキ…
ログ:そう、ほんとうに警戒すべきはコイツ…
ログ:前回は、手を焼いた。
ミツキ:体が…。
ログ:金縛りの術…解いていなかったのか?
己の力さえ、忘れてしまったようだな?
あの力さえなければ、オマエはただのガキだ!
ミツキ:うわっ!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ログは、金縛りにかかり身動き取れないミツキの頭上に容赦なく刀を振り下ろします。
が、ログの振り落とした刀は、紙一重のところで制止します。
どうやらログは体が動かなくなったようです。
小刻みに震えるログ…
と、ログの面の中から小さな蛇が出てきました。
大蛇丸:大蛇に気を取られ過ぎよ。
スーツの隙間に入れる、小さな蛇でも毒の力は十分。
ミツキ:あ…
大蛇丸:呪印の毒で、当分は動けも喋れもしないわ。
ミツキ、あなたは少しの間、コイツを見張ってなさい。
もう、動けるでしょ?
ミツキ:うっ、はっ…どうするの?
大蛇丸:ワタシは、ここで探し物があるの。
すぐに見つけてくるわ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
大蛇丸は、ログに近づかないよう言い残しアジトの奥へ入っていきます。
ログの正体
ログの元に一人残されたミツキは、
かなり警戒(ビビリ)ながらもログと対峙します。
と、ログの咽喉ぼとけが動き…
ログ:強い、毒だ。
心配…するな、喋るのが…やっとだ。
用意しておいた解毒薬も…この程度だったか。
だが、…このままでは苦しい。
こっちへ来て、オレの面を取ってくれ。
ミツキ:ボクを騙す気?
ログ:いや…、この面を取れば、その逆だとわかる。
ひとつ、言っておく、オマエを騙しているのは大蛇丸の方だ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ログは、あらかじめ用意しておいた解毒薬でどうにか口を利けるようです。
ミツキを騙しているのは大蛇丸、自分の面を取ればそれがわかると言います。
ログ:さぁ、こっちに来て、面を取ってくれ
ログ:おれも…ミツキだ。
オマエより先に…造られたな。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
意を決して、ログの面を外したミツキ…
と、面の下から現れたログの素顔はミツキそのものでした。
ショックを受けるミツキに、ログは話します。
ミツキ:どういうこと?
ログ:オレたちは、大蛇丸が造った人造人間。
ヤツの欲を満たすための器。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
人造人間ミツキの名前の由来
ログは、大蛇丸の造る人造人間がミツキと名付けられた由来を説明します。
ログ:器は、かつて『坏』と呼ばれていた。
ログ:十二支の第六…
ログ:巳はヘビにあたることから…
ログ:オレたちは『巳坏』と名付けられた。
ミツキ:人造人間…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
つ巳(蛇)=大蛇丸の野望の器(坏)という意味を込めて巳坏(ミツキ)なんですね。
ログの目的
ログ:ここで、ヤツが探している物は、オレたちの元となった胚だ。
それを培養して、オレたちは造られた。
オレは、その胚を大蛇丸から盗み出して処分するつもりだった。
だが、その胚の入ったケースを開けるには、大蛇丸が持っているカギが必要だった。
ミツキ:どうして処分しようと…?
ログ:人工的に造られた生命は、人間ではない。
それは、人のエゴが造りだした身勝手な造作物だ!
自然を捻じ曲げた神のまねごと…
大蛇丸の自己愛を投影した、ヤツの欲の器そのものだ!
ログ:大蛇丸の息子として造られ…、
優秀だったオレがヤツの元から去ったことで、その代わりが欲しかった。
大蛇丸は、自分の都合で、オレやオマエのような存在をドンドンと造る。
オレもオマエもこの世に存在すべきではないんだ。
オレが、本来あるべき形に戻す。
ログ:だが、その前に、オマエを始末するがな。大蛇丸!!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
自分の出生の秘密とログの行動の目的…
ミツキのショックは、想像するに余りありますよね。
ミツキに話し終えたログは、
背後に大蛇丸の気配を感じ取り、大蛇丸を倒すと宣言します。
人造人間を造り出した大蛇丸の価値観
大蛇丸は、ログの言葉に動じる様子もなく話し始めます。
大蛇丸:どんな工程で生まれてきたにせよ、あなたたちは他と何も変わらない。
大蛇丸:あなたたちは、ワタシが愛してやまない完全無欠の子供よ。
ワタシ以上の力を秘めている。
その存在をどれほど待ち望んでいたことか…
ワタシのような忍が、子を望むのはいけないことかしら?
大蛇丸:人が唯一、何をしても許されるべきことがあるとするなら…
それは、愛のための行為!
ログ:それは、思いあがった行為の免罪符のつもりか?!
全てをコントロールできると思っているのか?
大蛇丸:神の真似事をしているつもりはない。
神が、ワタシたちに与えてくれたものに従っているだけ…。
それだけよ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
このシーンの大蛇丸…
なんだか、とっても優しい目をしているような気がしませんか?
大蛇丸とログ~ミツキの二つの選択肢
大蛇丸の話しに激高したログは、ミツキに大蛇丸を止めるよう命令します。
ログ:ミツキ!
オマエはまだ子供で分からないかもしれないが、いずれこの間違いに気づく!
オマエが大蛇丸を止めるんだ!
大人になったオマエ(ログ)が言っているんだ!
必ずそうするときがくる!
大蛇丸:ミツキ、こいつは子供のあなたを騙そうとしているのよ。
胚も取り戻した、鍵もワタシの手にある。
ミツキ、こっちへいらっしゃい。
あなたには、もっといい兄弟を作ってあげるわ。
ログ:おい!ミツキ!
大蛇丸:ミツキ!
ミツキ:…うぐっ!
大蛇丸:さぁ!
ログ:ミツキ!
ミツキ:…
大蛇丸に付くか、ログに付くか、双方から二択の選択を迫られるミツキ…
仙人化するミツキ
ミツキの中で何かがプツンと切れたようです。
ミツキの足元から立ち昇ったチャクラの炎が瞬く間に全身を包みます。
ミツキ:子供の僕にとって、そんなのどっちでも良い話しなんだよ。
ミツキ:あんたたち、大人の言ってることなんて!
大蛇丸:…
ログ:…
ミツキ:ボクのことは、ボク自身が決める。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
仙人化したうえ、大蛇丸でもログでもなく自分で選択すると言い切ったミツキ。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキは、目にもとまらぬ速さで移動すると、
大蛇丸から杯の入った巻物と鍵を奪い取り、結界を楽々破って外へ飛び出します。
大蛇丸とログの会話~種明かし
仙人化したミツキが、出て行ったのを見送る大蛇丸とログ…
大蛇丸:ついに仙人化できたようね。
ログ:ええ。
大蛇丸:今回は、巻物の中に何を入れたの?
ログ:そうですね、太陽の写真…とでも言っておきましょうか。
大蛇丸:太陽ねぇ~。
ログ:六度目で、やっとうまくいきましたね。
ログ:我々の二択を選ぶことなく、
第三の答えを自分で見つけると言ってくれました。
大蛇丸:…けど、このまま上手くいくかしら?
七度目がなければいいけど…
記憶を飛ばす薬も、もう使いたくはないしね。
ログ:自分の道を持てた人造人間…あの子なら、闇を照らせる。
大蛇丸:光にはなれない…そういう子たちだと思っていた。
あなたも…そして、あの子も。
あなたたちは、ワタシの子供だからねぇ~。
ログ:これは、臨んだ結果でしょ?
こんな手の込んだ芝居までやって…。
大蛇丸:ふっ。
ログ:まぁ、でも…あの子は自ら光にはなれないでしょうね。
ログ:しかし、傍にいてあの子を照らしてくれる太陽を見つけられたなら…。
あの子自身も、月光となって闇を照らすでしょう。
大蛇丸:地中の闇の坏(ツキ)じゃなく、夜空の闇の月(ツキ)ってとこかしら?
ログ:欠けた坏では何も入りませんからね。
でも、夜空の欠けた月なら、いずれ…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
なるほど…
ログの事件は、大蛇丸と先輩ミツキ、鬼灯水月が仕組んだ芝居だったんですね。
人造人間としてこの世に生を受けたミツキに
自分の意思で道を選択できる人造人間として活きて欲しい。
これも大蛇丸の野望と片付けるのは寂しいから、親心と思いたいですね。
その頃、巻物の中身を読んだミツキは、自分の行く道を決めたようです。
ミツキ:そう、ボクの本当の名は…
ミツキ:巳月(ミツキ)
ミツキの本当の名前は、巳月と書くようです。
巳(蛇)由来の太陽の光を反射して夜空を照らす月なんでしょうね。
ボルト、サラダ、ミツキ…
ボルトの声でふと我に返るミツキ…
ボルト:オ~イ、お前ら!今行く!
サラダ:遅い!!!
ボルト:わりぃ、わりぃ!
途中で迷子の子供がいてさぁ~
かあちゃん、探してやってたんだってばさ!
サラダ:はい、うそぉ~!
ボルト:なんで嘘って決めつけるんだよ!
サラダ:日頃の行いのせいじゃな~い♪
ボルト:なぁ、ミツキ、おまえはオレを信じるよな?
ミツキ:そんなのは、どっちでも良いことなんだ。
ボルト:えっ?
サラダ:えっ?
ミツキ:ボクは、二人とも信じるって決めたからね。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ボルトとサラダに二択を迫られてもサラッとかわすミツキ…。
でも、ミツキの二人とも信じるって決めたっていう言葉は重いですよね。
キョトンとする二人を任務に促すミツキ…
ミツキ:さぁ行こう!遅れるよ。
サラダ:うん。
ボルト:お、おぉ!
ミツキ:やっと、太陽が見えたね。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
アニメBORUTO第39話『満ちた月が照らす道』の補足など
アニメBORUTO第39話を観ただけだとわかりにくいかな?
…っていう部分を管理人なりの解釈を交えて補足してみたいと思います。
そもそも、何故、大蛇丸は人造人間を造り出しているの?
大蛇丸は、もともとは木ノ葉の里で、
二代目火影千手扉間の時代に猿飛ヒルゼン(後の三代目火影)に師事する三忍の一人に数えられた優秀な忍びでした。
しかし、いつのころからか、
この世界の全ての忍術を集め、極めたいと言う野望に取りつかれます。
自分の野望を成就するためには、一代限りの寿命では時間が足りない…。
そこで、里の人々を実験台にして、
実質的に永遠の命を手に入れる手段や禁術を密かに研究するようになりました。
このことが三代目火影ヒルゼンが知られ、抜け人となり木ノ葉の里を追われることになります。
木ノ葉の里の抜け忍となった大蛇丸は、
その後いろいろな経緯を経て、田の国に音隠れの里を創設し里長となり野望の追求を続けます。
大蛇丸が完成させた永遠の命を手に入れる術は『不屍転生』の術といいます。
この術は、転生対象にする者『器』の精神を異空間で目覚めぬ眠りに落とし込み、自分の精神を器に入れ替えて転生する術です。
当初は、器候補は優秀な忍(サスケも候補として狙われていた時期があります)を使っていました。
しかし、いつのころからか、
理想的な人造人間を造り出して、器とする方法を模索するようになったのかも知れませんね。
ログやミツキは、そうした流れの中で生み出されてきた人造人間なんだと思います。
巳坏、巳月…ミツキという言葉の漢字の違いの意味は?
そして、大蛇丸の造り出す人造人間の呼び名は『巳坏』…
大蛇丸(巳:へび)の野望のための入れ物(器:うつわ)と書いてミツキ呼ばれていました。
でも、大蛇丸は、ある時期から、人造人間を単なる『器』としてではなく、
人造人間自身が、己の意思で人生を選択し、生きることを望むようになったようです。
大蛇丸は、自分が造りだした人造人間にそのための試練を与えるべく、
ログ(ミツキより先に造られた巳坏)と鬼灯水月とともに芝居を打つのですが、
何度も失敗し、その度に人造人間の記憶を消去しやり直します。
そして、やっと六度目の芝居で大蛇丸の願いが叶います。
大蛇丸の望みが叶い、人造人間(巳坏)が、
自分自身の意思で人生を選択し、生きる道を選んだ時、ログが大蛇丸に言います。
ログ:ミツキは、自らが闇を照らす光にはなれないかも知れない。
しかし、傍らにミツキを照らしてくれる太陽を見つけられたなら、
ミツキ自身も月光となって闇を照らすでしょう。
大蛇丸:地中の闇の『坏』じゃなく…夜空の闇の『月』ってところかしら。
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
そして、大蛇丸とログの手から巻物を奪い去ったミツキは呟きます。
ミツキ:僕の本当の名前はー『巳月』
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
ミツキが奪った巻物には、木ノ葉隠れの里のうずまきボルトの資料が入っていました。
ボルトが、ミツキを照らす太陽になるかも知れない…
こうして、ミツキとボルトの関係が始まるきっかけが生まれたんですね。
このあたりの描写は、アニメBORUTOでも原作を忠実に反映していたようですね。
余談ですが、鬼灯水月の読みはホオズキ スイゲツです。
鬼灯水月は、もともと霧隠れの里の鬼灯一族の一員なので大蛇丸のミツキとは無関係です。
もう少し詳しいことは、ミツキのプロフィールで記事にしています。
『ミツキ』の詳細・ネタバレ記事は下記リンクをご覧くださいね。
木ノ葉隠れの里の伝説の三忍とは?
伝説の三忍とは、木ノ葉隠れの里の忍、自来也、綱手、大蛇丸の三名で、
二代目火影千手扉間の統治時代に猿飛ヒルゼン(後の三代目火影)に師事していた最強の忍です。
伝説の三忍の命名の由来は…?
山椒魚の半蔵から木ノ葉の三忍と称されたときの1シーン。
左から、大蛇丸、綱手、自来也。
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
雨隠れの里長山椒魚の半蔵と交戦した折のこと、
劣勢にも拘らず良く戦い貫く三人の実力を認めた半蔵が、
その武勇を称え、木ノ葉の三忍という言葉を贈ったのが始まりです。
その後の第三次忍界大戦でも自来也、綱手、大蛇丸の三人は数々の武勲を上げ、
その圧倒的な実力を他国からも認められ、伝説の三忍の呼び名を確固たるものとました。
自来也
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
自来也は、下人時代は猿飛ヒルゼンに師事していた木ノ葉の忍です。
時空間忍術の修行中に誤って蝦蟇の里・妙木山に迷い込んだことが縁で仙術も身に付けます。
無類の女好きで、綱手からはインテリエロ助、ナルトからはエロ仙人と呼ばれていました。
自来也は、蝦蟇の里・妙木山の大ガマ仙人の予言を授かって以降…。
小説を書きながら全国を放浪し、
この世に変革をもたらす者を探し世を安定に導きたいと願っていました。
自来也は、ペイン戦で殉死しますが、その願いは、
紆余曲折を経て、弟子となった長門とナルトによって叶えられたといえるのでしょう。
自来也の著書~ド根性忍伝とイチャイチャシリーズ
自来也の主な著書は、処女作「ド根性忍伝」とイチャイチャシリーズです。
- イチャイチャパラダイス(上・中・下)
- イチャイチャバイオレンス
- イチャイチャタクティクス
ド根性忍伝のモデルは、雨隠れの里で出会い自来也の弟子となった戦争孤児・長門でした。
ド根性忍伝に感銘を受けたミナト(四代目火影)とクシナ(九尾の人柱力)夫妻は、
自来也師匠の了承の元、ド根性忍伝の主人公の名前を取って二人の子をナルトと命名します。
ナルトと長門は、後年ペイン戦で戦うことになりますが、
ド根性忍伝が二人の触媒となり、長門の心を開き、この戦いに終止符がうたれます。
イチャイチャシリーズは、
アニメNARUTOの世界の大ベストセラーで、カカシの愛読書として屡々登場しています。
綱手
引用元:TV東京 アニメ「NARUTO」
綱手は、初代火影千手柱間の孫で五代目火影です。
下人時代は猿飛ヒルゼンに師事していました。
忍界随一の医療忍術のスペシャリストで、桜花衝による怪力の破壊力は強大です。
また、百豪の術で額にチャクラを貯め続け、印(百豪の印)を結んでいます。
有事には百豪の印(額のひし形の文様)を開放することで忍法・創造再生を発動できます。
第三次忍界対戦後で最愛の弟縄樹と恋人加藤ダンを失った綱手は、
失意から、綱手に師事するシズネを付き人として放浪の旅に出ていました。
無類の博打好きなのに博才はゼロ、放浪中、その道の人々に伝説のカモと呼ばれていました。
しかし、大蛇丸が仕掛けた木ノ葉崩しで三代目火影猿飛ヒルゼンが殉死したことから、
自来也の要請を受け入れ、五代目火影就任のため里に帰還しました。
第四次忍界大戦中にサクラ(サラダの母)の強い要望を受け弟子入りを許します。
その後、サクラは、百豪の術や桜花衝も会得し、自来也から綱手二号と称されるほど成長します。
余談ですが、綱手とサクラは、
百豪の術で溜め込むチャクラを流用することで、いつまでも若い容姿を維持しています。
註:ヒルゼンは、波風ミナト(ナルトの父)に火影の座を譲り一度隠居しますが、
九尾(九喇嘛)が木ノ葉の里を襲った際、ミナトが殉死したため再び火影の任につきました。
それ故、ヒルゼンの後任として火影に就任した綱手は五代目火影となります。
BORUTO第39話を観たファンの感想は?
第39話を観たファンの感想が気になりますよね?
早速、Twitterを覗いてみました。
ファンの声
水月おじ甘いな〜って思ってたし大蛇丸様三者面談来るんだ〜って思ってたけど、ミツキの家族は元々ミツキが大好きじゃん………
— びぬすけ (@binu_binu_) 2017年12月27日
はあああああああああああミツキ過去話評判もいいみたいしめっちゃよかったわ……やっぱりミツキもきじーまんもすき、ありがとうございます😭😭☺️☺️✨✨
— ・:*+.焔歌・:*+@低浮上 (@honobono1228_) 2017年12月27日
あぁ、一瞬で終わってしまった…
作画もめっちゃ綺麗だったし、ミツキくんかわいいし、仙人モードも見れてほくほく🐍✴︎
新生第七班の活躍楽しみにしてます\\\٩(๑`^´๑)۶////…最近大蛇丸さまがカッコよく見えるのだけど…👀
大蛇丸の口から愛の言葉を聞く日がくるとは…#BORUTO— けろもち@ボルト🔩🍥 (@kero_mushi) 2017年12月27日
ミツキの本当の名前は確か巳月だったっよね??
— 氷晶 / 全忍9 (@hisyou317) 2017年12月27日
んで最後にミツキ、サラダ、ボルトの三人組で走るのめっっちゃ好き……あーいうのいくらでもみれる
— ◽️◾️行方不明のオセヲさん ◾️◽️ (@Aserp4) 2017年12月27日
サラダ:『ボルトの意見に合わせまくってるけどさぁ、アンタには自分の意思って物が無いの』ミツキ:『これは自分で決めたことだよ。そう、自分で決めたこと。』 #BORUTO
— ソルト (@salt_d_d) 2017年12月27日
あーーーミツキくんかっこよかった……大きくなったらあっちのミツキくんそっくりになるのかなぁ…
— はっぱ (@happa72388) 2017年12月27日
てことは大人になったらミツキはあんな感じの見た目とよりイケボォになるって事で…たまらんね!
— 桐生昴 (@subaru_xa) 2017年12月27日
卒業試験でミツキがシノに勝ったのって仙人の力を使ったからなんだね
— 七咲えだまめ (@greenmame_umee) 2017年12月27日
ミツキ可愛かった…はぁ…太陽と月とか胸熱が過ぎるよね…尊みがすごい…
— 🎍なっとぅ🎍 (@3t8_akaikitsune) 2017年12月27日
ミツキって仙人モードになったらツノ出すんだね、なんか威力やばくてこんなのミツキじゃない!!!ってなりました
— ◽️◾️行方不明のオセヲさん ◾️◽️ (@Aserp4) 2017年12月27日
ミツキ「そもそも、大蛇丸様。あなたは僕の父親、母親どっちなんですか? 」これおもろすぎでしょwww#BORUTO
— Tokio (@rayquaza74) 2017年12月27日
今日放送時間違うの知らなくて一番楽しみにしてた大好きなミツキ外伝途中から見る羽目になって泣いてた…最初からきっちり見たかった…内容も作画も素晴らしかったけど間違えたショックと衝撃デカすぎて落ちてる…
— こっとん (@cotton_iroha) 2017年12月27日
ほんといいまとめ方でしたね!1話でちゃんとミツキの過去とボルトの側にいる理由が語られていて良かった!仙人モードもカッコよかった!!
— めいそーくん´ (@ultorsanguinis) 2017年12月27日
巳坏として生まれ、満月として闇夜を照らしてほしいと願いを込められ、「ボクの本当の名前は巳月」と現実と希望の双方を受け止めて、自らの意思で進んでいくことを選び取ることが出来たミツキくんとてもしっかり者。 #boruto
— 緋彗 (@hisui_SKOHC) 2017年12月27日
とりあえず原作ミツキファンには純粋に良かったなぁって言いたいし私も原作ミツキは好きやから嬉しい ただそれと同時にサラダ外伝改悪への憎しみは1億倍増したんで
— めろん (@nakuhiso) 2017年12月27日
ボルトくんとゆうそばに居て照らしてくれる太陽を見付けたミツキ #BORUTO
— ソルト (@salt_d_d) 2017年12月27日
まとめ
- 第39話は、ミツキの出生の秘密が明らかに…
- 大蛇丸とログ、鬼灯水月の芝居で、仙人モードを身に着け、独り立ちするミツキが楽しみですね。
でした。
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