速報！BORUTO第14話感想・ネタバレ！【ボルトに見える道】

BORUTOのアニメ第14話『ボルトに見える道』が放映されましたね。

今回は、第14話のあらすじと、アニメを観たファンの感想をまとめてみました。

Contents

BORUTO第14話のあらすじ、ストーリー紹介

木ノ葉の里を荒らし始めていた鵺は、ボルトの右目の瞳力で、

委員長（筧スミレ）、ミツキと共に異界にある鵺の住処に移動してしまいました。

突然現れて木ノ葉の里を荒らし始めたかと思いきや、

また突然姿を消した鵺の騒動で、木ノ葉の人々は大騒ぎです。

その頃、異空間に転送されたボルトは、薄暗い鵺の住処で委員長を探します。

上一面の空間に注連縄を張り巡らせた祠のような鵺の住処であたりを見回すボルト…。

と、注連縄を絞められた一本の大きな木の切り株に向かって、

かつて、ゴースト被害者から出ていた青いチャクラが集まっていくのを見つけます。

ここに繋がっていたのか…。

ボルトが、切り株の根元に近づこうとしたとき、根元から鵺が出現！

ボルト：てめぇ、でやがったな！

委員長をどこへやった？

まさか、食ったのかよ？！

引用元：ＴＶ東京　アニメ「ＢＯＲＵＴＯ」

ボルトの脳裏に、異空間へ転送される直前の委員長のつぶやきが蘇ります。

襲いかかる鵺に、ボルトは苦無（クナイ）を武器に影分身で応戦します。

鵺は、木ノ葉の里で暴れていた時より二回りほど小さくなったようですが、

それでも、鵺の硬い表皮は苦無もはじき返し苦戦します。

委員長の…仇だ！と気持ちを奮い起こすボルト。

と、鵺を見据えるボルトの右目が白く変化し、

鵺のチャクラの経絡が見えるではありませんか！

…？？？

初めての経験に事態を呑み込めず立ちすくすボルトに向かって突進する鵺。

間一髪のところで、

注連縄の上にいたミツキが、腕を伸ばしてボルトを引き上げ助けます。

ミツキ：どうしたの？ボーっとして。

敵もなにも、委員長が死んでいるわけないのに…。

あれ（鵺）は、委員長の命令で動いているんだから！

ボルト：ってことは、委員長はまだ無事なんだな！？

ミツキ：まだ、委員長を庇うつもりなの？

ボルト：お前こそ、まだ委員長を…。

引用元：ＴＶ東京　アニメ「ＢＯＲＵＴＯ」

ミツキは、ボルトの言葉を制し、戦闘に注意を戻させます。

二人は、注連縄の上まで襲いかかってくる鵺の攻撃をかわし走り出します。

二人の後を追いかけてくる鵺。

ミツキは、ボルトの依頼で、鵺を足止めするため風遁突破を発動します。

風圧で吹き飛ばされ仰向けに倒れる鵺。

ミツキは、鵺の動きをかく乱して、一か所に留めます。

一方、ボルトは、影分身の術で分身を呼び出し、

上空に張り巡らされた注連縄の要所要所に起爆札を仕掛けます。

起爆札を仕掛け終わったボルトは、鵺の真上から滑空！

鵺のチャクラの経路が集中していた尾の付け根を目掛けて苦無を突き立てます。

同時に上空で起爆札の爆発力で断ち切れ、鵺目掛けて落ちてくる注連縄。

鵺は、ボルトの一撃で急所を突かれ、動けぬまま注連縄の下敷きになります。

すかさず、蛇ミカヅチで止めを刺しにかかるミツキ。

とそのとき…

切り株の上に現れた委員長が、ミツキの蛇ミカヅチを紫のチャクラで遮ります。

委員長：鵺は殺させない！

この子は、復讐のために私が育てた最強の兵器。

ボルト：委員長…。

ミツキ：一応聞いとくけど、

大人しく、ついて来てくれるなんてこと、ありえないよね？

ボルト：なぁ、委員長…、戻ろうぜ！

委員長：よく、まだそんな呑気なことを言えるわね。

わたしは、木ノ葉の里を襲った、これは戦争よ！私にとって。

ボルト：それは、親にとってだろ？

委員長：違う！私にとってよ！

わたしは、父親に、何時かこうするように教えられてきた…。

引用元：ＴＶ東京　アニメ「ＢＯＲＵＴＯ」

委員長の父は、根に所属し、戦乱の世で木ノ葉のために尽くしてきたんですね。

でも、第三次忍界大戦が終結すると、

根に所属していた忍び達は犯罪者扱いを受けるようになります。

委員長の両親も里を追われて苦しい生活を強いられたんですね。

そして、委員長の母は、苦しい生活の中でほどなく他界してしまいます。

ボルト：そんなの、今の委員長には関係ないだろ！

委員長：わたし？

そうね、わたしには関係ないわ。

筧スミレなんて、ハナから存在していないんだから！

わたしは、もの心ついたときから、ずっと隠れて暮らしてきた。

…ずっと、息をひそめていた。

唯一の安らぎは、母に髪を結ってもらうこと。

その母も心労から病に伏し、じきに亡くなり…

憎しみを募らせた父親は、里への復讐のため、わたしをその道具として育てた。

わたしはもう…

母の声さえ思い出せない！

わたしは、父親の恨みを晴らすために育てられた兵器！！

引用元：ＴＶ東京　アニメ「ＢＯＲＵＴＯ」

母の死を機に、父は、里に虐げられた恨みが憎悪として膨らみます。

そして、父は、根で研究していた牛頭天王の封印を娘（委員長）に施術し、

機を見計らって牛頭天王で里を亡ぼし、父と母の仇を討つように言い聞かせて育てたんですね。

ボルトの右目には、復讐に取りつかれた委員長を取り巻く紫のチャクラが見えています。

自分は兵器だと言い切った委員長は、再びナルト達目掛けて攻撃を仕掛けます。

ボルトを突き飛ばして、委員長の攻撃をかわすミツキ！

委員長とミツキの戦闘が再開！

互いに影分身を駆使し、

ミツキは、風遁・カマイタチで、委員長は、水遁・水連波で応戦します。

互いに影分身を駆使し、虚実の実体が混じっての激しい戦闘を繰りひろげます。

ミツキ：それよりも…

キミを回収したいんだ。

大切なのは、背中の牛頭天王、キミは死体でも構わない。

ボルト：やめろぉ～！！！

引用元：ＴＶ東京　アニメ「ＢＯＲＵＴＯ」

ミツキは、委員長の背中の牛頭天王の封印を確保したいんですね。

ミツキに指示を出したのは大蛇丸でしょうね？

苦無を手に互いに差し込みに行くミツキと委員長…、

ボルトは殺し合う二人を止めようと、二人の間に飛び込みます。

ボルトの右腕に委員長の苦無が突き刺さり、二人は戦いを休止します。

委員長：あっ！

ミツキ：ボルト…。

ボルト：止めろって、言ってんだろ！

同じクラスの仲間に、何してるんだよ！

ミツキ：クラスの仲間？！

委員長は、情報を集めるために、みんなを騙していただけでしょ？

ボルト：おれには、どうしても、そうは思えねぇ。

ナミダ達から聞いたぜ！

委員長は、必死に二人を助けようとしてたって。

それに、オレが二週間遅れで学校に来た時だって…、

クラスの男子と女子で喧嘩になった時だって…、

いつも心配していて…、

オマエ、すぐに感情が顔に出るだろ？

あれが全部嘘だったなんて、思えねぇよ！

委員長：えっ…。

ミツキ：それだけが、委員長を信じる理由だっていうの？

ボルト：そうだ！

なんたって、クラスメイトだからな！

ミツキ：…ふっ！

まったく、キミはいつも、ボクでは辿り着かない答えに辿り着く。

根拠もないのに、人を信じるなんて、バカみたいだよね？

ボルト：なんだよ。

ミツキ：でも、ボクが病院に探りに行ったとき…

委員長は、こんなこと、早く終わって欲しいって言ってた。

あれは、本心な気がしたよ。

引用元：ＴＶ東京　アニメ「ＢＯＲＵＴＯ」

ボルトやミツキが、

ありのままの自分を仲間として受け入れてくれていたんだと再認識したとき、

父親に刷り込まれてきた呪縛から解き放たれたんでしょうね。

委員長の体に纏わりついていた紫のチャクラが消えてゆきます。

本心では、もう復讐の念は消えているはずなのに…

委員長は、まだ自分は父の恨みを晴らす兵器だと思い込もうとします。

そして…

委員長は、鵺を呼びつけ、自分のチャクラを吸収して自爆することを命じます！

しかし、鵺は委員長の指示を無視して、委員長のにジャレつき甘えます。

委員長：どうしたの？鵺！

早く吸いなさい！鵺、何をしているの！？

どうして、わたしの命令が聞けないの！

ミツキ：どういうことだろうね？

委員長：鵺、こら…。

ボルト：そいつ…、

委員長のこと、親だと思ってるんじゃないのか？

委員長：えっ…？

ボルト：委員長は、そいつを…

命令のまま動く獣だと思って育てたのかも知れないけど、

そいつは、委員長を親だと思ってる！

そんなヤツを兵器にするのかよ？！

委員長：あっ…。

ボルト：ずっと親の命令に苦しんできたのに…

それを、オマエは鵺にさせるのか！

道は、自分で選べるんだ！

オレたちも。鵺も。オマエも…。

委員長：あたし…。

ボルト：スミレ！！

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」

委員長は、ボルトの一喝で自分を取り戻します。

委員長の背中にあった牛頭天王の封印が解かれ、消滅！

…と、同時に、鵺の住処の天井が崩れ、異空間の崩壊が始まります。

どうやら、封印が解かれたことで、

異空間に集積してバランスを保っていたチャクラが暴れだしたようです。

天井から岩盤が落下し、まるで氷山が崩れだすように地面が割れ始めます。

委員長に一緒に帰ろうと呼びかけ続けるボルト！

でも、涙ぐむ委員長は、その場に座り込み動こうとしません。

委員長の頭上を庇うように寄り添う鵺。

委員長を呼び続けるボルトの上に落ちてくる岩盤。

ミツキは、委員長を呼び続けるボルトを抱えて離脱します。

委員長：アカデミー楽しかった。

勉強も、訓練も、楽しくて…

こんなの初めてだった。

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」

きっと、委員長は、父親が他界して以降…。

父の残した使命を達成することだけを想い続けて生き抜き、

鵺と二人の孤独な生活を続けていたんでしょうね。

と、委員長の脳裏に…

思い出したくても思い出せなかった母の優しい声が蘇ります。

母は、スミレの髪を結いながら話しかけます。

母：すみれ、この生活は私たちでおしまい！

あなたの人生は、きっと別の場所にある。

お母さんは、あなたの幸せを、ず～っと願っているからね。

委員長：おかぁさん…。

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」

父の命令を達成するために、委員長に自分の幸せを掴んでほしいと願った、

母の言葉を心の奥底に封じ込めてきたんでしょうね。

母の言葉を思い出した委員長は涙が止まりません。

ふと、人の気配を感じて横を見上げると、そこにボルトが立っています。

委員長：ボルト君？どうして…。

ボルト：置いてけるわけないだろ！クラスメイトを。

戻ろうぜ、委員長。

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」

委員長は、笑顔で差し出されたボルトの手を握ります。

二人は、鵺の背中にまたがり、走り出します。

途中で、注連縄を伝って合流してきたミツキを拾い、異空間からの脱出口を目指します。

忍術でも、科学でも解けない。

不可能だったことを可能にする力、それがボルトの力…。

ミツキは、ボルトの能力に思いを馳せます。

鵺は、出口に通じるトンネルまで三人を送ると、

取って返して、委員長の呼びかけにも応じず異空間に戻ります。

已む無く、忍界への出口に戻る三人…。

三人は、ボルトの右目に宿る透視能力で、

シカダイ、いのじん、デンキの声を手掛かりに壁を突き破り無事帰還します。

忍界に帰還したボルトたち三人の元に暗部の小隊が現れます。

いのじんの父であるリーダー格のサイは、

しゃがんでいる委員長に目線を合わせ、優しく話しかけます。

サイ：ボクもキミと似た境遇だ、力にならせてくれないか？

ボルト：委員長…。

シカダイ：どういうことっすか？

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」

心配するボルトたち…。

委員長は、意を決したように立ち上がると、ボルトに話しかけます。

委員長：ちょっとだけ、話してくるだけだから

ボルト：…。

そっか…。

サイ：過去の亡霊が起こした事件だ。

彼女を悪いようにはしない。

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」

ボルトたちは、サイと連れ立って立ち去る委員長の後姿を見送ります。

と、右目が変化したボルトの目に…！

ボルト：委員長！

委員長：あっ？

ボルト：あいつ、生きてるぜ！

微かだけど、オマエの左手とつながってる！

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」

ボルトに言われて、手のひらを見つめる委員長。

と、委員長の手のひらで瞬きする目。

良かった、生きていた！

委員長は、喜びを噛みしめ、自分の手のひらをぎゅっと握りしめます。

事情をさっぱり呑み込めないデンキたち…。

デンキ：ボルトくん、いったい何があったの？

ボルト：それな…。とにかく良かったぁ～！

戻ってこられて。

シカダイ：なんだそれ？？

ボルト：今度、ゆっくり話すって！

とにかく、一件落着だってばさ！

シカダイ：あれ？すっかり朝だね！

デンキ：このまま、学校行く？

ボルト：…朝？！

ミツキ：ボクも親に逆らっちゃったよ。

ボルト：ヤバい！

オレはそんなんじゃ済まねぇ～！

引用元：TV東京　アニメ「BORUTO」