BORUTOのアニメ第13話『魔獣、現る…!!』が放映されましたね。
今回は、第13話のあらすじと、アニメを観たファンの感想をまとめてみました。
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アニメBORUTO第13話のあらすじ、ストーリー紹介
暗部のサイ(いのじんの父)は、ゴースト事件の首謀者と思われる人物のアジトを捜索します。
首謀者は、元根のメンバーであった信楽タヌキ…。
志村ダンゾウの忠実な部下で、ダンゾウ亡き後も牛頭天王の研究を継続していたようです。
しかし、アジトに踏み込んでみると、
信楽タヌキは、ゴースト事件発生のはるか以前に死亡していたことが判明します。
捜査は、振出しか。
諦めかけたサイが、
デスクに置かれた写真に目をやると、そこには娘と写る信楽の写真が!
サイ:そういうことか!
事件は、アカデミー周辺から始まった。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
サイは、犯人が分かったみたいですね。
その頃、里の公園でボルトは、
ミツキから、ゴースト事件の犯人は委員長だと告げられます。
ミツキ:君はまっすぐ、
迷わずに事件に飛び込んで、みんなを元に戻していったね。
ボルト:よくわかんないけど、そんなの当り前だろ?!。
ミツキ:でも、今度ばかりは、どうなのかな?
犯人は、委員長だよ。
ボルト:へん!冗談きついってばさ。笑えねえよ!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキの言葉を信じたくないボルト。
ミツキは、犯人が委員長であることを指し示す客観的な状況をさらに分析してみせます。
火影室でナルトは、シカダイから調査結果の報告を受けます。
シカマル:…というわけだ。
一連の事件は、身分を偽装した根の残党の娘の仕業。
筧スミレ。
ナルト:ボルトのクラスメートか…。
シカマル:彼女の父親の名前は、信楽タヌキ。
ヤツは、死の直前、完成した牛頭天王を娘に託した。
いま、サイたちに探させているが、病院は蛻の殻だった。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
警務部からは、ゴースト事件が発生したのは、
第四次忍界大戦後に、根の関係者を一斉摘発しなかった結果だと抗議が来ているようです。
しかし、戦争で、里の誰もが大切な人の命を失い疲弊しているときに、
根の関係者を洗い出し摘発すれば、里人同士が疑心暗鬼になり里は崩壊したでしょう。
当時、五代目火影(綱手)とカカシが、根の摘発見送りを決めたのでした。
現職火影のナルトも、相談役のシカダイも、
混乱時の里の安定を優先した、先代たちの判断に異論はないところです。
今、問題にすべきは、スミレの身柄確保と処遇ですよね。
シカマルは、無関係の人間を沢山巻き込んだんだ以上、処断すべきと主張します。
でも、ナルトは、そうそうドライに割り切れないようですね。
二人の遣り取りを聞いていたカカシが、議論に割って入ります。
カカシ:お前さんも、変なところで真面目だねぇ~、どうも。
シカマル:茶化さないでください!
…っていうか、六代目はなんでここに?
温泉行ってたはずじゃなかったんすか?
カカシ:は?まぁ…。
ホントなら、のんびり隠居していたかったんだけどね…。
オレも、ダンゾウとはちょっと因縁があるからなぁ~。
独自に、ヤツの研究の痕跡を調べてたのさ。
ナルト:それで…、何か収穫が?
カカシ:ああ、分かりたくもないことがね。
ダンゾウの遺産、牛頭天王は…
恐らく、スミレって子の体に埋め込まれている。
ナルト:な…。
シカマル:それじゃ、いくら探しても見つからないわけだぜ!
カカシ:処置したのは、父親だろうなぁ~。
筧スミレは、鵺を呼び出すための門、そのものだって訳だ!
ナルト:なんてことを…!
シカマル:じゃぁ、スミレは今頃…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
と、千住公園の方向で、何やら大きな音がしました。
何が起きたんだ?
火影室で話していたナルト達は、窓際によります。
そして、異変を認識した暗部のサイも千住公園へ急ぎます。
でも、かつて根に所属し、
ダンゾウの洗脳から解き放たれた経験を持つサイの心境は複雑です。
サイ:志村ダンゾウ…
かつて、いかなる非人道的手段を用いても、木ノ葉を守ろうとした男。
だが、その行動は、最後まで、彼なりに里のことを思ってのことだった。
その復讐で、里を亡ぼそうなんて、本末転倒だ!
それに、いままた、悲劇と憎しみの連鎖を繰り返せば、
根という過去を持つ者に向けられる視線だって、冷たいままだ!
だから、その呪縛にまだ縛られた者がいるなら、解き放つんだ!
かつて、同じように救ってもらった、ボクの仕事なんだ!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
サイは、戦争孤児としてダンゾウに引き取られ、
根の一員として、一切の私情と感情を捨てて、任務を遂行するよう育てられました。
その、ダンゾウの呪縛から解き放ち、
絵が好きで優しい、本来のサイに戻してくれたのは外ならぬナルト達だったのです。
一方、スミレは、父に託された里壊滅の執念を反芻し、決意を固めて千住公園に走ります。
千住公園で戦闘に入るスミレとサイの部下、暗部の二人!
スミレに向かって放たれる鎖鎌を軽々かわすスミレ!
あれ?
アカデミーでは、忍術苦手だったのに…、
まるで別人のようにキレのある動きをするスミレです。
サイは、部下の繰り出した第一撃をかわしたスミレの背後を取り手套で打ち込み落とします。
サイ:キミがいのじんの友達なのは知っている。
ボクがいる限りは、悪いようにはしない。
ただ…、いまは拘束させてもらうよ。
スミレ:ぬ…え。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
サイは、捕縛しながら、思いやりのある言葉を掛けます。
と、そのとき…、
スミレの背中に施された封印が光ったかと思うと、巨大な鵺が出現します。
サイとその部下二名は、咄嗟に安全圏に離脱、
サイの捕縛から逃れたスミレは、千住公園から逃走します。
ボルトとミツキは、自宅近くの公園で、鵺の発現を目の当たりにします。
ボルト:なっ、なんだよ、ありゃぁ!
ミツキ:鵺、牛頭天王を介して集められたチャクラだ。
口寄せされている。
ボルト:あんなのが暴れたら、里が滅茶滅茶だってばさ!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ボルトは、委員長の口から真実を聞くために千住公園へ急ぎます。
ボルトと別れ一人になったミツキは、大蛇丸から新しい指令を受けます。
今度の指令は、スミレの抹殺と牛頭天王の封印術式の入手のようですね。
その頃、千住公園では…。
暴れる鵺を抑えきれないサイたちの元にカカシが駆け付けます。
上空から紫電を放ち、鵺の尾を切り落としてサイの元に降りるカカシ。
サイは、カカシの指示で、超獣戯画で大きな鳥を出現して鵺を揺動します。
鵺が、サイが出した鳥に気を取られている隙に、
カカシは、土遁・多重土流壁で鵺を取り囲む土の壁を張り巡らせます。
と、カカシに切り落とされた鵺の尾の切り口から無数の触手?が伸びて、
カカシ達に襲いかかります。
カカシとサイは、触手の攻撃から逃れたものの、部下二人は捕まります。
サイは、部下にかみついた触手を素早く切り落とします。
どうやら、鵺の尾から出ている職種は、噛みついた者のチャクラを吸い取るようです。
でも、これで取りあえず鵺は土壁の中に封じ込められましたね。
ミツキは、千住公園に辿り着き、
暴れる鵺を目の当たりにして唖然とするボルトに問いかけます。
ミツキ:ゴースト事件と同じだよ。
このままだと、里中の人間からチャクラが吸い取られてしまうだろう。
ボルト:里中の人間から…?
クソッ、どうすりゃいいんだ!
ミツキ:方法なら、ある!
術者が死ねば、鵺は止まるはずだよ。
ボルト:死ねばって…、オマエっ!
ミツキ:さぁ、どうする?
家族や里の人たちの命と、委員長の命…。
キミはどっちを選ぶ?
ボルト:そんなの…、考えるまでもねぇ。
両方助けるってばさ!
ミツキ:…ふっ、そうだね。
ボクからは出ない言葉だ。
そして、自分が選ばない選択肢を見せてくれる。
ボクは、君が僕とは違うってことを、もっと見たい。
もっと感じたいんだ!
ボルト:おまえ、さっきから何を?
ミツキ:でも、今回は別だ、我慢するよ。
ボルト:なっ、何するんだ!
ミツキ:ボクは、元凶を始末しなきゃならない。
そういう命令なんだ。
ボルト:命令ってどういうことだよ?
オマエ、それでいいのかよ?
ミツキ:少なくとも、今はこれが最善の選択だと思ってる。
それに…、来れば、キミはきっと後悔する。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ミツキは、影分身でボルトを羽交い絞めにし、一人でスミレの元へ向かいます。
ミツキの影分身に羽交い絞めにされたボルトは、影分身でミツキの影分身を倒して離脱。
委員長の元に急いで行かなければ…。
ボルトが、委員長の居場所を探そうとあたりを見渡すボルト。
すると、ボルトの右目が白く変化して、鵺から出ている紫のチャクラの筋が目に移ります。
チャクラの行き先を追えば委員長に辿り着く!?
ボルトは、鵺から出ているチャクラの筋を追いかけます。
一方、カカシとサイたちと鵺の戦いは、苦戦が続きます。
鵺を封じ込めている土流壁を破られるのも時間の問題…、
カカシとサイは、土流壁の外側に決壊を張るよう結界班に命じます。
結界の中で鵺の動きを封じようとするサスケたちの元にナルトが現れます。
九喇嘛モードで一気に片を付けようとするナルトを止めるカカシ。
ナルト:二人とも、大丈夫か?
カカシ:ちょっ!オマエ、救助活動の指揮はどうしたの?
ナルト:そっちは、シカマルたちがやってくれている。
オレが一気に片を付けるってばよ!
カカシ:まて、ナルト!
オマエの、それ(九喇嘛モード)はまずい。
サイ:アイツはチャクラを吸収するんだ。
キミの膨大なチャクラを餌にされると、それこそ手が付けられなくなる。
カカシ:それに、いよいよとなれば…
鵺に溜め込まれたチャクラを、術者が起爆させるだろう。
そうなったら、この一帯は吹っ飛ぶ!
サイ:鵺は爆弾ってことですか。
カカシ:もともとあれは、そういう口寄せなんだ。
牛頭天王を持つ術者を敵国に送り込み、暴れさせたあと周囲一帯を吹き飛ばす。
サイ:反吐が出るほど、合理的ですね。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
カカシは、万一の時に決壊が破られないようナルトに結界班のフォローを頼みます。
スミレは、少し離れた丘の上から、鵺とカカシ達の戦闘を見守っています。
鵺の周囲に結界が張られた以上、このタイミングで鵺を爆破させるべきか?
と、そのとき、スミレの元にミツキが現れ、攻撃を仕掛けます。
ミツキの第一撃の苦無(クナイ)を軽くかわして反撃するスミレ!
体術で格闘する二人、
ミツキがスミレを抑え込み止めを刺そうとしたその時、ボルトが現れます。
ミツキ:ごめん…
でもこれで終わりだ。
ボルト:止めろ、ミツキ!
ミツキ:ボルト!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
スミレは、ミツキが突然現れたボルトに気を削がれた隙に離脱します。
ボルト:委員長!
マジで委員長が犯人なのかよ?
オレにだけ見えてたゴーストは、
委員長が憑りつかせていたっていうのかよ?!
委員長:ボルト…君
ええ、そうよ。
やっぱりあなたにだけは、鵺が見えていたのね。
ボルト:マジなんだな…。
スミレ:すべては、鵺を実体化させて、木ノ葉の里を亡ぼすため。
ボルト:ワサビやなみだはどうなるんだ!
サラダやチョウチョウ…
クラスのみんなは?!
スミレ:どうなろうと知らないわ!
復讐よ。ワタシはそのために生まれ、今まで生きてきた!
ワタシの人生は最初から、復讐のためだけにあった。
これ(牛頭天王の封印)がその証。
ワタシは、父ができなかったことをするために今日まで生きてきたの!
ボルト:とうちゃんの出来なかったことを…
ミツキ:子が成し遂げる…か。
ボルト:お前ら極端すぎんだよ!
命令とか、復讐とか…、そんなこと、させねぇってばさ!
スミレ:じゃぁ、どうするの?
ワタシをここで殺して止める?
キミにそれができるの?
ミツキ:はぁ…。
やっぱり、こうなるよね。
ボルト:ミツキ!!
ミツキ:だから言ったんだよ!来れば後悔するって…。
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
ボルトの必死の制止も空しく、再び戦闘モードに入るミツキとスミレ!
ボルトは、二人の刃がぶつかる瞬間、
二人の刃を己の苦無で受け止め、二人の間に割って入ります。
スミレ:ボルト君…
ミツキ:ボルト。
ボルト:いい加減にしろ!
オマエら本気で殺し合う気かよ!
いままでの…
スミレ:なに?!
引用元:TV東京 アニメ「BORUTO」
突然、ボルトの右目が白くなり、閃光と電撃が走り、
空間に紫の渦巻きが発生して、鵺を異空間に呑み込みます。
続けて、ボルトたちの上空に出現した渦巻…
スミレ:良いわ、私のチャクラを食らいなさい。
ボルト:委員長!!
異空間から伸びた鵺の触手が、スミレを呑み込み消えます。
ボルトは、ミツキの制止を振り切り、異空間に飛び込みます。
そして、ミツキも、うずまきに呑み込まれ…。
そして、たった今、スミレのいたあたりに、ブローチが落ちてきます。
鵺との戦場にただ残され、唖然とするナルトとサスケたち…。
BORUTO第13話を観た感想!スミレの本心は?
第13話を観た感想…。
ボルトの右目の能力
ボルトの右目の能力に時空間忍術が加わったとみていいのかな?
だとすると…
- 異質なチャクラの感知能力
- 時空間忍術の発動能力
が、今のところ右目についてわかっていることですね。
能力を発動するときに、
目の周囲の血管が浮かび上がらないので純粋な白眼ではないのでしょうね。
瞳の中央(瞳孔)の文様がないから、典型的な転生眼でもなさそう。
ボルトが、ナルトとヒナタの血を引いていることを考えれば、
白眼、転生眼のどちらを示現してもおかしくはないのだけど…
トネリの言葉、神の目を持つ者云々のセリフを考えると、
白眼、転生眼の性質も備えた、もう少し次元の異なる目なのかも知れないですね。
スミレの本心は?
ボルトやミツキと対峙したときのスミレって、二重人格的な雰囲気ですよね。
ふっと飛び出しそうになる本来のスミレの性格を、
もう一人のスミレが押しとどめて、父親に託された怨念を晴らそうとしてる感じ…。
ボルトたちの力で、本来のスミレを取り戻すことができるといいな…。
まとめ
- ボルトの目は、白眼と転生眼の性質を備えた未知の種類っぽいかな?
- スミレの心を開けば、平和裏に牛頭天王の封印を解術できるのかな?
でした。
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